にっちゃん&みきてぃインタビュー(東北ジャム2015 in 女川 ボランティア/前編) | Road to 2026.3.11 Sendai

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東北ジャム 2015 in 女川

日程:2015年10月25日(日) 
場所:女川総合運動場(宮城県牡鹿郡女川町女川浜大原190)
主催:東北ジャム実行委員会

東北ジャム2015 in 女川からボランティアに参加してくれたにっちゃんは、その後フェスだけじゃなく、たくさんのボランティアに参加するようになって、たくさんの出会い中でみきてぃと出会い、一緒にボランティアに参加し、付き合い、結婚したボランティアカップル。

2人にとってのボランティアについて、にっちゃんもみきてぃも参加してくれた東北ジャムやAIR JAMのボランティアについて話を聞いてきました。

にっちゃん&みきてぃインタビュー(前編)

にっちゃん(東北ジャム2015 in 女川/東北ジャム2018 in 福島あだたら ボランティア/写真右)
みきてぃ(東北ジャム2018 in 福島あだたら ボランティア/写真左)
北村 孝之(ボランティアインフォ)


北村:
東日本大震災の時って、災害ボランティアとかやってたんだっけ?

にっちゃん:
全然やってなくて。当時は東京に住んでいて、34階のオフィスで仕事をしていて、尋常じゃないくらい揺れたのは覚えている。その後も震災の影響で仕事がバタバタしていて、ボランティアという考えもなかった。

情報もあまりなかったし、ボランティアしている人がいるというのはニュースで見てたけれど、サラリーマンで平日は仕事しているし、自分がボランティアに行くという意識は、当時はなかった。

北村:
じゃあ災害ボランティアみたいなことはしたことはなかったんだ。初めて東北行ったのっていつ?

にっちゃん:
母親の両親の実家が福島なので、小さい頃に福島は行った記憶があるけど、よく行く場所ではなかったかな。それこそボランティアで行ったのも東北ジャムが初めて。

北村:
今となっては、住んでるのにね!すごい変化だよね。
みきてぃは?

みきてぃ:
2011年は中学3年生で、受験の次の日が震災でした。
当時は停電でテレビも見られなかったから、何が起こっているかわからなくて、次の日の新聞とか車のテレビで津波の状況を知りました。

当時は山形県の実家に住んでいて、揺れたし停電はしたけれど、被害は全然なかった。避難所にも行ってなくて、家にいた記憶があります。

高校入ってからも自分から何かボランティアする環境もなくて、募金活動とか小さい活動はしていたけど、災害ボランティアに行ったりはしてなかった。

北村:
そうなんだね。AIR JAMが2011年に横浜で開催されて、2012年に東北で開催されたけど、にっちゃんは行ったんだっけ?

にっちゃん:
AIR JAMはもちろん気にはなってたけれど、仕事で中国に転勤するタイミングが重なって、その準備も含めてバタバタだったから2011年も2012年も行けなかったんだよね。

北村:
みきてぃはAIR JAMとかあの辺の音楽は聞いてたりしてたの?

みきてぃ:
全然聞いてなかったし、AIR JAMのことも知らなかったです。にっちゃん達と出会ってから聞くようになりました。

北村:
にっちゃん達と出会うきっかけは何だったの?

みきてぃ:
だいぶ先になっちゃうけど、2017年頃に仕事での物足りなさを感じて、気分転換にボランティアでもやってみたいなって思って、行ったのが代々木公園のEarth gardenOCEAN PEOPLESでした。OCEAN PEOPLESでにっちゃん達と出会って仲良くなって、フェスのボランティアもやってみない?って誘われて行ったのがきっかけだった。それまではフェスすら行ったことなかったんだけど。

北村:
その入り口なんだね、フェスに行ったのはボランティアが最初なんだ!すごいね。やってみて楽しかった?

みきてぃ:
すごく楽しかった!
年齢もバラバラだし個性の強い人もたくさんいたけど、素敵なイベントにするぞ!っていう一体感を持って活動できるのが楽しかったかな。

北村:
にっちゃんは、イベントボランティアはしてたの?

にっちゃん:
フェスにはAIR JAM 2000とか行ってたけれど、ボランティアしたことはなくて、東北ジャム2015の告知が出た時に、ハイスタメンバー全員いるじゃん!って思って、すぐチケット 取ったんだけれど、イベントの特設サイトを下まで見てたら、「運営ボランティア募集」っというのを見つけて、運営ボランティアって何だ?って思いつつも、「運営ボランティア」って言葉にふとすごく惹かれて、ハイスタメンバーのフェスをお手伝いしたいと思って、買ったチケットをリセールに出して、ボランティアに応募したのが初ボランティアだった。

北村:
そうだったんだね。東北ジャム2015 in女川ではにっちゃんはリーダーやっててくれたよね?ポジションどこだっけ?

にっちゃん:
関係者受付とバス乗り場のリーダーを担当してた。会場からは離れるポジションだったね。

北村:
離れてるのは信頼の証です(笑)近くならすぐ駆けつけられるけど、離れてると信頼して任せるしかないから!
やってみてどうだった?

にっちゃん:
すっごい楽しかった!会場から離れてて、音漏れも聞こえないくらいのポジションで、イベント感はなかったんだけど、バス乗り場への誘導だからさ、行きも帰りもお客さんがそこ通って行くから、お客さんのワクワクした顔とか、帰りは満足した顔とかも見られたし、「ありがとうねー」とかお客さんから声かけてくれて、すごくいいイベントに関われたなって。ライブは全然見られなかったけど、この時は運営の手伝いをしに行くってマインドになってたから、それで全然満足だった。

北村:
そこからその時出会ったメンバーと一緒にボランティア行き出したの?

にっちゃん:
そうだね、行きまくってた!コロナ前くらいまでは毎週?っていうくらいボランティアしてた!

それこそ、これきっかけでフェス以外のボランティアにも興味を持ち出して、災害ボランティアとかにも目がいくようになって、率先して災害ボランティアも行くようになったね。

北村:
最初の災害ボランティアってどこ行ったの?

にっちゃん:
最初は鋸南町の台風被害だったかな?たしか。その後もいろいろ行ってた。

北村:
東北ジャムきっかけでフェスのボランティアとか、災害ボランティアとかするようになって、印象に残ってるボランティアってある?

にっちゃん:
一番最初の女川の東北ジャムもそうなんだけど、TOKYO2020の開会式と閉会式のセレモニーキャストっていうボランティアがあって、選手の入場の時に一緒に迎え入れるみたいなやつが印象に残ってる。

北村:
フィールドキャストとシティキャストは別なんだっけ?

にっちゃん:
フィールドキャストもやってたんだけど、それとは別枠でセレモニーキャストってのがあって、論文書いてエントリーするの。開会式と閉会式だけなのに、事前に何回も集まってリハやってた。新国立競技場でもリハやったし、なんか文化祭みたいだった。

北村:
確かに出てるのSNSとかで見てた記憶がある!フィールドキャストとかより濃い人たちが多そうだよね?

にっちゃん:
表現悪いけれど死んでない人というか、いろんな意味でギラギラしてる人が多かった。話をしてても本当に個性の塊みたいな人たちで楽しかった。

北村:
東北ジャム2015以降、AIR JAMとかもあったけど、全部来てくれてるよね?

にっちゃん:
ヤフオクドームのAIR JAMも、ZOZOマリンのAIR JAMも、2018年の福島の東北ジャムも行ってる!あとハイスタのTHE GIFT TOURとTHE GIFT EXTRA TOURも行った!

北村:
THE GIFT EXTRA TOURの沖縄も来てくれたもんね?

にっちゃん:
沖縄も行ったね。これまで国内は旅行とかでもあまり遠出しなかったんだけど、ボランティアってなると全国行ってる気がする。東北もそうだけど、福岡とか沖縄も。

北村:
それはすごいモチベーションだね!
そこまでのモチベーションってボランティアが楽しいから?

にっちゃん:
やっぱり楽しいっていうのが一番かな。災害ボランティアは楽しむものではないとは思うけど、普段やらないような経験ができるって言うのはやっぱり楽しいし、屋根の上登って瓦直したりとかもしたけど、もっと色々なことを正しい知識でやりたいって思って、資格取ったりもしたし。

北村:
災害ボランティアの中にも、そういう楽しいなって思える部分はあっても、全然いいと思うな。誰かのためだけじゃなくて、自分自身が楽しいって思えるのは、続けるモチベーションにもなるしね。

でもボランティアでだいぶ人生変わってるね!

にっちゃん:
そうだね、だいぶ変わった!

北村:
そのきっかけが東北ジャムのボランティアだってのは嬉しいな。東北ジャムのボランティアに行ってなかったら、こうはなってなかったかもしれないもんね。

にっちゃん:
なってなかっただろうね。最初が東北ジャムの女川だったからってのもあるかもしれない。今思い返してもすごい特別感ある。

北村:
確かに女川の時はAIR JAM 2012からのボランティアさんもいたし、前回の石巻の東北ジャムメンバーもいたし、女川から地元の方もいたしで、なかなかいいメンバーだった気がする!

にっちゃん:
一番最初は1人で行ったっていうのもあって、常連のボランティアさん達は仲間内でもう仲良くてアウェー感あったけれど、自分から話しかけるとみんな気持ちよく話してくれてすぐ仲良くなれたよね。

北村:
東北の人は特にかもしれないけど、意外と人見知りする人も多いからね。

インタビュー:2026年1月10日

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